
退職して留学するのは大変そう。

どのくらい前に退職意思を告げるべき?
社会人の留学はハードルが高い…
特に看護師は簡単に辞められないイメージがある・・・
そんな風に思っていませんか?
私は思っていました。
この記事では社会人留学を決意した筆者が
・退職意思を伝えたのはいつ頃か
・退職理由はどのように伝えたか
・いつ退職届を提出したか
について時系列で詳しくお話しています。
自分の体験談をもとに、
退職までの流れやポイントを詳しく記事にしているので、社会人留学予定の方の参考になれば嬉しいです。

留学予定の筆者の基本情報
まずは筆者のざっくりとした基本情報です。

・2022年4月看護師4年目突入
・2022年秋学期韓国留学予定
・病院に退職届を提出済み
留学決意について詳しく記事にしているのはこちら↓↓

退職届提出までの流れを簡単にまとめてみた
退職意思を伝えてから退職届を提出するまでの流れはざっとこんな感じです。
- 退職1年前直属の上司に留学意思を伝える
- 退職半年前直属の上司に2度目の留学意思と退職時期を伝える
- 退職4ヶ月前看護部長に退職を告げ、
退職届の用紙を受け取る - 退職3ヶ月半前退職届を提出
順番にお話していきますね(^O^)

就業規則を確認する


よーし、早速上司に辞めること伝えようっと。

NO!NO!NO!
留学だけに限りませんが、
退職予定がある場合は職場の就業規則を熟読してから!!
①退職の何カ月前に退職届を出さないといけないのか
②退職金があるか
③休職制度はあるか
退職の何カ月前に退職届を出さないといけないのか
私の職場は退職予定日の1ヶ月前に退職届を提出しなければならないという記載がありました。
1ヶ月前でも問題ではないですが、
実際に1ヶ月前だとギリギリすぎて職場に迷惑がかかってしまうので、はやめに動き出した方が無難です。
この時期を確認して、
「自分の中で○月に話そうかな、○月には退職届を出したいな~」
となんとなく考えていました。
退職金があるか
勤続年数によっては退職金が出る場合があります。
自分が退職金の対象になるのか確認しておきましょう。
私はどの程度もらえるのかも計算しました(笑)
退職金も留学費用に充てたいので!
この計算は大事です!(笑)
休職制度はあるか
留学終了後、職場に戻る意思がある場合、
留学が“休職制度”の適応になるのか確認しておくとよいでしょう。
万が一“休職制度”の適応でなかったとしても、看護部に一度休職扱いにならないか相談してみるのもいいと思います。
私は現職場に戻る予定はないので“退職”を選んだのですが、念のため確認しました。
退職意思を伝える


就業規則を確認したら、いよいよ上司に退職意思を伝えていきましょう!
留学意思は、できるだけはやめに上司に伝えたほうがいいと思います。
私の場合は退職予定の1年前から病棟の管理職に留学意思があることを伝えていました。
「今すぐではないですが、来年あたりに留学をしたいと考えています。」
1年前から?はやくない?と思いますよね?
結果として、はやめに伝えておいて本当によかったと思っています。
はやい時期から管理職に伝えたことで、留学を本格的に決定して退職しようと決めた時にスムーズに話が進んだからです。
留学時期がすでに決まっている場合は、退職予定の時期も具体的に伝えていいと思います。
「いつか留学できたらいいな~」とぼんやりとしている場合は、
留学したいと考えているということだけでも伝えておくといいでしょう。
私が留学意思を管理職に伝えた際は
「わ~~~すごいね。留学か~~。
でも今年じゃないんだよね?
コロナ禍でも行けるの?」
こんな感じの反応でした。
マイナスな反応ではなかったですが、
まだ先の話だったのでそこまで深く話すことはなかったです。
再度退職意思を伝える

留学意思が変わらなければ、時間をあけて再度留学意思があることを伝えましょう。
そうすることで相手に本気度を伝えることができます。
上司も「この人は本当に留学したいんだな」と受け入れてくれるでしょう。
私は退職予定の半年前に再度留学意思があることを話しました。
この時には具体的な退職時期も伝えました。
退職時期によってはスタッフの人事異動に関係することもあります。
必ず○月に退職したい!という気持ちがあれば、人事異動に影響を与えないためにも退職時期をはやめに伝えることが大切です。
また、退職者が自分ひとりだけとは限らないので、そのことも頭に入れておきましょう。
看護部長(人事)に退職届をもらいにいく

意思を伝えるだけでは辞められません。
退職届を提出し、受理されて退職できます。
この退職届の用紙をもらいに部長さんに話しにいきました。
ちなみに退職時期の4ヶ月前の話です。
ぶっちゃけここがラスボスでした・・・(笑)
初めて部長さんと留学について話をしたのですが(今までは直属の上司に話していた)、
この時に“はやめに直属の上司に伝えておいてよかったな~”と実感しました。
先ほども書きましたが、退職の話がとてもスムーズに進んだからです。
部長さんからは
「話はだいたい聞いていましたよ。
コロナもあるけど留学はできるんですか?」
と聞かれ、語学留学はいけることを伝えました。
そのあとは部長さんの韓国旅行の思い出話を聞いて終わり・・・(笑)
その足で人事部に行き退職届をもらえるという・・・。
看護師はなかなか退職できないイメージがあったので、こんなにあっさりでいいのか!?と思ってしまいました。
もちろん退職理由が“留学”なのもあると思いますが・・・。
退職届を提出

人事でいただいた用紙に必要事項を記入します。
退職の3か月半前に退職届を提出しました。
よほどのことがない限りは受理されるので、これで無事希望時期に退職できます!
まとめ
- 退職1年前直属の上司に留学意思を伝える
- 退職半年前直属の上司に2度目の留学意思と退職時期を伝える
- 退職4ヶ月前看護部長に退職を告げ、退職届の用紙を受け取る
- 退職3ヶ月半前退職届を提出
ぽむのおまけ

留学したいなぁとぼんやり考えていた時に、社会人留学の方のブログを読み漁っていたんです。
そのブログでは全員が全員、職場の人から前向きに送り出されていたわけではありませんでした。
なので私も、もし良く思われなかったら仕事しづらいな~と不安がありました。
(どんな風に思われていようと辞めて留学することには変わりないですが!)
実際私が職場の人に留学について話した際に、否定的な意見は一切言われませんでした。
コロナで行けるの?という心配はされましたが、それ以外は
「若いうちにやりたいことをやったほうがいいよ。」
「寂しいけどずっとやりたかったことを叶えるのはすごいね」
「いいな~韓国遊びに行くね」
などなどスタッフの反応に本当に感動しました。
私が留学で辞めることを知って、むしろ留学に興味を持ってくれるスタッフが多かったです。
周りのスタッフに恵まれて本当によかったなと思いました。
今留学を考えている社会人の方々が、温かい気持ちで留学準備ができますように祈っています。

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