あっという間に秋学期が終了しました!

今回は弘益大学語学堂の2級に実際に通って、2級クラスの授業の進め方や授業を聞いて感じたことを素直に書いていこうと思います。
語学堂選びに悩んでいる方や今後2級に通われる方の参考になれば嬉しいです。

筆者の基本情報


同じ2級でも全員が同じレベルの2級ではありません。
1級に近い2級レベルの方もいれば、3級に近い2級の方、1級から語学堂に通っている方、いろんな方が2級にいらっしゃいます。
予め私の韓国語はこれくらいだよという情報を伝えた方がこの記事を読むにあたりイメージしやすいと思うので、まずは基本情報からお話しますね。
・日本で独学で初級文法を学ぶ
・留学前にTOPIKⅠの2級を取得
・初級レベルの文法や読み書きは可能
・聞く話すは赤ちゃんレベル

事前のオンラインレベルテストで先生から3級からどうですか?と言われました。
文法だけなら3級から学んでも大丈夫かなとは思ったのですが、聞く話す能力は3級レベルではないことは容易に想像ができました。
そのため2級からお願いし、2級からのスタートに。
前置きが長くなってしまいましたね。
それでは早速授業の様子をお話していきます。
弘益大学語学堂の授業内容

・曜日:月~金
・時間:9時~12時50分
・50分授業、10分休憩
1.2時間目

担任の先生が担当してくださいます。
1.2時間では新しい文法を1日3つずつ学びます。
結構量があるなぁという印象でした。
難しい文法もありますが、先生の説明はとってもわかりやすいです。
韓国語初心者の私たちでもわかるようにジェスチャーや英語、時にはプチ演技までしてイメージしやすいように教えてくださいました。
教え方は先生によって様々なので、全員の先生が必ずしもわかりやすいとは限らないのが正直なところです。
ですが、これは弘益に限らずどこの語学堂も同じなのではないかなと思います。
文法の説明がメインなのかな?と思いきや、学んだ文法を使って実際に自分の話をしたり、お互いに質問し合ったりする時間も設けられていたので、説明が長すぎて眠くなる、退屈になる、ということはありませんでした。
集中して聞いているとあっという間に1.2時間目は過ぎていきます!!
3.4時間目

この授業では他の先生が担当です。
1.2時間目で学んだ文法を使った読解、聞き取り問題をメインで解きます。
この授業でも新しく習った文法を使って会話する場面が2.3回設けられています。
読解は問題によって多少の波はありますが、難しすぎて解けないということはないと思うので安心していいと思います。
聞き取りの問題は、話している内容はおそらく大半の方が聞き取れると思います。
ですが、聞き取った内容を設問に合わせて記述していくのが難しいと感じました。
パダスギというものを日頃から行っている方は聞き取り問題が解きやすくなると思います。
1.2時間目に比べると時間に余裕があるためか、授業が早めに終わる日もありました。
そういった日は先生がYouTubeを流してくれたりゲームをしたりすることも(‘ω’)!

予習や復習は必要?

TOPIK2級までを取得されている方でしたら、そこまで新しい単語や文法は出てこないので、毎日必死に予習復習しなくても授業自体はついていけるかと思います。
ですが、私の場合はその日のうちに習った単語をしっかり覚えたかったので、単語は毎日復習するように心がけていました。
また、見たことのある文法でもいざ実践しようと思うとうまく使えないことも多々あったり、使い方をしっかり覚えきれていない文法もありました。
なので予習として「明日はどんな文法習うのかな」と一通り目を通すようにはしていました。
2級に関しては予習よりも毎日少しでもいいから復習をした方が絶対定着すると感じました。

語学堂の秋学期(2級)を受けた感想

語学堂2級の授業を受けて感じたことは大きく分けて以下の3つです。
1.2級同士で会話をしても正しい韓国語かどうかは不明
2.発音矯正はしてもらえない
3.2級の文法は基礎中の基礎
2級同士で会話しても正しい韓国語かどうかは不明

同じクラスの外国人の友達と何回か遊びに行ったのですが、お互い韓国語のレベルはまだまだ2級です。
ネイティブや韓国語上級者が一緒にいるわけではないので、自分が話した韓国語が正しいのかどうかは不明なまま会話が進んでいきます。
共通言語が韓国語なので、韓国語で日常会話をせざるを得ません。
そのため「○○って韓国語でどうやって言うのかな?」と考える機会が何度も訪れます。
その場では翻訳機や検索して話をしますが、家に帰ってから会話の振り返りをすることで学びになることがたくさんありました。
ですが、結局それは検索した韓国語でしかないので、ネイティブが実際に使うのかどうかは聞かないとわかりませんよね。

韓国語の学習の視点で考えるとマイナスに思われてしまうかもしれませんが、そういう意味で書いたわけではないので誤解しないでください!!
外国人と遊ぶ=共通言語が韓国語=韓国語を使わざるを得ない=韓国語の勉強になる
だけど!!正しい韓国語が使えているかはわからない…ということです。
韓国語学習を抜きにして外国人の友達と遊ぶのは本当に楽しい!!
相手の国の言語や文化を教えてもらったり、お互いジェスチャーを使って一生懸命会話したり(笑)
留学しなかったら出会えないような国の友達と出会て本当に良かったと思います。
発音矯正はしてもらえない

明らかに単語を間違えている場合は訂正してくれますが、私たちが言いたいことは大抵先生方が汲み取ってくれるので、発音が上手にできていなくても授業は普通に進んでいきます。
1級で発音の練習はするみたいですが、2級で発音を直されたことは一度もありません。
そのため、本当は어と発音しなくてはいけない単語を오で発音していても、そのまま。
語学堂で発音矯正までやっていたら時間が足りないので、発音までを求めることはできないんですよね。
ですが、実際ネイティブのお友達と会話していると、言いたい単語がうまく伝わらないことがたくさんあります。
毎回そこで発音を教えてもらって練習するのですが、日本語にはない発音もあるので練習し続けないと難しいなと思いました。
韓国語は発音が本当に難しいです…(´;ω;`)
2級の文法は基礎中の基礎

2級は初級なので、本当に基礎中の基礎の文法ばかり出てきます。
中級や高級にあがると「こんな文法本当に使うの?」といった文法を学ぶと聞きますが、2級で学ぶ文法は全て日常会話で出てくる文法だらけです(笑)
私は留学前にTOPIKで2級を取得していましたが、授業を受けて初めて文法の正しい使い方を知ることも多くありました。
そのため、留学期間にもよりますが、完全に独学で初級?中級?微妙なラインだな~と悩んでいる方は2級から行くことを私はおすすめします!
また、日本で参考書を利用して勉強している方も多いと思います。
私もこの記事で書いたように「できる韓国語シリーズ」を利用して初級まで学びました。
しかし、これらの参考書が語学堂で学ぶ初級文法に必ずしもリンクしているとは限りません。
実際「できる韓国語シリーズ」と弘益大学語学堂の2級の教科書で学ぶ文法はリンクしていない部分がありました。
留学費用や留学期間を考慮することは大前提ですが、級にものすごいこだわりがない限り、初級レベルの基礎文法をしっかり学ぶことが大切だと思いました。

まとめ
2級の授業の進め方や授業を受けた感想についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
少しでもイメージがついていただけたら嬉しいです。
みなさんが気になるであろう2級の試験や試験勉強についての記事もアップする予定ですのでしばらくお待ちください。

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