みなさん、こんにちは。
退職してから少しずつ心の荒れ具合が落ち着いているように感じています(笑)
なぜ、そう思ったのか。
理由を話す前にまずは最近私がうるっとしたエピソードを2つお話します。
最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
TOPIKの試験会場で

タイトルだけ見たら“えっ?”てなりますね(笑)
つい先日TOPIKの試験を初めて受けに行ってきました。
試験会場には若い女性が多かったのですが、ご年配の方が思っていた以上にいらっしゃって大変驚きました。
そんな光景を見た私は試験開始前にふと、
こんなことを思ってうるっときてしまったのです。

ここにいる全員が私と同じように韓国語を勉強して試験を受けに来たんだ…。
年齢を重ねても何かに一生懸命になれるって素敵だな。
今こうやって韓国語に夢中になれてよかった。
何かに夢中になることに早いも遅いもないよね。
今までの私なら、何も思わずにただ試験を受けて終わりだったと思います。
こんな考えは浮かばなかったはずです。
ドラマ「コウノドリ」を見て

最近時間があるときに母とU-NEXTでコウノドリというドラマを見ています。
産婦人科が舞台になっているこのドラマ。
“生まれること”
“生きること”
そして時には“死”についてもリアルに描かれています。
精神科で働いていると“死”に焦点があたることがどうしても多くて。
“生きることが大変”だと感じることの方が多い毎日でした。
でもこのドラマを見ていると
“生まれてくれることの素晴らしさ”
“生きれることの素晴らしさ”
をものすごく感じてうるっとしてしまいます。
(医療従事者なのでこれはドラマだからだよって思うときもありますけどね笑)
自分がやりたいことをやれる環境にいれること、自分が存在できていることにすごく感謝しました。
あと、純粋に俳優さんたちの演技がとても上手で、坂口健太郎さんがめちゃくちゃかっこいいです(笑)
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心の余裕は人の感情を豊かにさせる
冒頭で述べた
“退職してから少しずつ心の荒れ具合が落ち着いているように感じている”
というフレーズ。
仕事をしていた時は“感動する”ということがあまりなかったんです、実は。
(わざと感動的な映画を見たりしないと感動できなかった)
それは、「マイナスな感情」や「イライラ」の割合が大半を占めていたからだと気づきました。

精神科の仕事自体はとても楽しくて自分に合っていたと今でも思います。
ですが、仕事内容以外でのストレスが多くて本当にしんどかったんです。
当時は負の感情でいっぱいいっぱいになっていて、
“楽しい”
“素晴らしい”
“頑張りたい”
などの正の感情が入り込む隙がなかったんじゃないかなと思います。

働いているときにこう思ったことがあります。
私はなんですぐイライラしちゃうんだろう。
なんでこんなにすぐマイナスな感情になっちゃうんだろう。
退職後「マイナスな感情」や「イライラ」の割合は一気に減りました。
今なら過去の私にこのように声をかけると思います。
“マイナスの感情になりやすい人間になったんじゃなくて、プラスの感情を抱くほどの余裕があなたになかったんだよ” って。

そんなの当たり前!
キレイごと!
ストレスなくすには仕事辞めるしかないの!?
と思わわれてしまいそうな内容かもしれませんが、実際自分が身をもって感じたこと。
それは、
心の健康は本当に大事だということ
そして、
心に余裕がある人は豊かな感情を持てるということ
ずっと余裕でいることは難しくても、今の自分はとても生きやすいです。

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